Raspberry PiにRaspbian(ラズビアン)をインストール

概要

Raspberry Pi 単体だけではOSがインストールされてなく、動作しないのでOSをインストールします。

* OSがインストールされたSDカードを購入すればインストール作業は省略できます。

今回、OSはRaspberry Pi に最適化された”Raspbian”というDebian WheezyベースのLinuxデストリビューションを利用します。

RaspbianのインストールにはNOOBS(new out of box software)を利用してインストールを行います。

1. Raspbian インストール準備

1-1. 公式サイトからOSをダウンロードする。

公式サイトのDOWNLOAD」から様々なOSがダウンロードできます。

今回はNoobsのページからダウンロードします。
Noobsダウンロードページ

Image_20140715-55

NOOBS の「Download ZIP」 を選択しファイルをダウンロードします。

* 補足
NOOBS」には「NOOBS」と「NOOBS Lite」の2種類があります、2つの違いは。

「NOOBS」はインストールに必要なファイルをすべて含んだパッケージで、Raspberry piをネットワークに繋がなくてもOSのインストールを行う事ができます。

「NOOBS Lite」はンストールを行いながら必要なパッケージをインターネット上から取得するため、予めRaspberry piをネットワークに接続しておく必要があります。 画像で見る手順1-1

1-2. SDカードのフォーマットを行う。

image2518_2014714

OSをSDカードに書き込む前に一度、SDカードをフォーマット(初期化)します。

フォーマットソフトは「SDフォーマッター」を利用します。

フォーマットオプション設定にて

消去方法 ⇒ 上書きフォーマット

倫理サイズ調整 ⇒ ON

に設定してフォーマットを行って下さい。 SDフォーマッターインストール手順

1-3. SDカードにOS(NOOBS)をコピーする。

1-1.でダウンロードしたファイル(NOOBS)を解凍し、中身のファイルをSDカードのルートへとコピーします。

image3158_2016111

コピー完了したSDカードの中身はこんな感じ。

これで準備は完了です。

2. OSのインストール

2-1. インストール準備

ラズベリーパイに各種ハードウェア機器

  • SDカード(OSがコピー済み)
  • 電源
  • LANケーブル
  • キーボード(USB)
  • マウス(USB)
  • HDMIケーブル(モニターに接続)

を接続して下さい。

Rpi

2-2. OSをインストール

接続しラズベリーパイが起動すると以下の様な画面が表示されるので、以下の様に設定しインストールを開始してください。

  1. 言語を「日本語」に設定
  2. Keybordを「jp」に設定
  3. Raspbian [RECOMMENDED]にチェックを入れる
  4. Install ボタンをクリックする。

インストール実行画面

インストールが終わるまでしばらくお待ち下さい。

インストールが終わったら「OS(es) Installed Successfully」と表示されますので、

「OK」をクリックしてください。クリックするとラズビアンが再起動します。

再起動後、下記の様な画面が表示されればインストール成功しています。

以上で説明は終わりです。

Raspbian(ラズビアン)のインストール画面一覧は下記においておきます

参考文献

https://ykr.ykr414.com/2014/05/07/raspberry-pi-review01/
https://www.mztn.org/rpi/rpi01.html